2010年9月5日日曜日

(旅行の準備/情報収集)ヴェネツィア・マルコポーロ空港

アムステルダムで乗り継いで目的地ヴェネツィアに向かう予定です。
ヴェネツィアには夜22時ぐらいに着く予定なんですが、これって日本時間だと翌日6時なんですね。
僕は飛行機であまり寝られないので、着く頃には朦朧としていると思います。
そんなわけで、目的地の空港へ到着直後にトラブルになることが多くて、ここはそうならないようよく調べておくことにします。



より大きな地図で マルコポーロ空港 を表示


ヴェネツィア・マルコポーロ空港は、こじんまりとした空港のようです。
公式ホームページにヴァーチャルツアーがありますので、そちらを見ると雰囲気がわかります。

Welcome in the Virtual Tour of Venice Airport

ボーディングブリッジが僅かに6本。足りなければ飛行機を沖止めするのでしょうけど、それでも成田空港やスキポール(アムステルダム)空港に比較すれば、全く大きくないですね。
空港施設の中で迷うことはないでしょう。

さて、問題はここからヴェネツィア本島までどうやって行くかなのですが、利便性などを考えると次の3つになりそうです。なおホテルの位置によっては事情が異なります。今回の旅行はサンマルコ広場の近くのホテルを予約したので、そこまでの行き方を調べてみました。

1.マルコポーロ空港~(バス)~ローマ広場~(ヴァポレット)~サンマルコ広場
2.マルコポーロ空港~(ヴァポレット)~サンマルコ広場
3.マルコポーロ空港~(水上タクシー)~サンマルコ広場


1.バスで行く場合

乗り換えの手間は掛かりますが、安くわかりやすいと思いました。ただし時間はそこそこかかります。

マルコポーロ空港の公式ホームページや各社ホームページを総合すると、ローマ広場までのバスは、ACTV社の路線バスとATVO社の直行バスの2つがあるようです。

ACTV社の公式ホームページ(路線バス(ルート5)とヴァポレットの時刻表)

ATVO社の公式ホームページ(空港直行バスの時刻表)
マルコポーロ空港の公式ホームページ(上記2つのバスの時刻表)

上記のリンクで 時刻表が確認できます。
なお、バス会社の時刻表とマルコポーロ空港の時刻表で不一致がありますが、まあそういったこともイタリアということで。本当のことは行ってみないとわからない(笑)。

とはいえある情報を信じるしかないので、とりあえず各バス会社の情報を信じることにしてそれに基づくと、ACTV社の路線バスは30分~1時間毎にでているようですし、ATVO社のバスも30分~50分毎にでているようです。ヴァポレットもかなり遅い時間まで20分毎にでていますし、空港着22時の飛行機でも全然問題なさそうですね。
今回は諸事情でバスは使わないつもりですが、もし使うとするとこんな感じになりそうです。

マルコポーロ空港23:00~(ATVO社バス)~23:20ローマ広場23:41~(ヴァポレット1番)~00:20サンマルコ広場

なお、バス乗り場は空港の出入り口近くにあるようです。
上記の運賃はバス・ヴァポレット合計で1人5ユーロぐらい?(バス3ユーロ?、ヴァポレット2ユーロ?)
本当かどうかは公式ページには載ってないのでよくわかりません。値上がりしてても言われた金額を払うしかないから調べても仕方がないのですけどね。


2. ヴァポレット(水上バス)で行く場合

乗ってしまえば乗り換えなしで到着するヴァポレット。難点は乗り場ってどこ?という疑問が生じるのと時間がかかることかなと思います。

乗り場ですけど、ネットを検索するといろんな情報がでてきます。
巡回バスがあるという情報もあれば、巡回バスは廃止されたという情報もあって、どれを信じていいやら(笑)。
そこで自力でヴァポレット乗り場まで空港から歩こうと、どれくらいの距離があるか確認してみました。
Google Mapはこういったときに力を発揮しますよね。
衛星写真をぐぐっとアップにすると、「おお!通路が見える!」わけです。
そこでGoogle Map上に通路に沿って線を引いてみました。
Google Mapマルコポーロ空港
Google Mapではこうやって線を引くと距離も自動的に測ってくれます。今回の距離は500mあまり。
巡回バスがなくても歩いていける距離ですね。

空港からのヴァポレット(水上バス)はALILAGUNA社が運行しています。
路線は全部で4つ。色の名前がつけられています。

青ラインLineaBLU(空港~ムラノ島~リド島~サンマルコ広場~ヒルトンホテル)
赤ラインLineaROSSO(空港~ムラノ島~リド島~サンマルコ広場~トロンケット島)
オレンジラインLineaARANCIO(空港~リアルト橋~サンタンジェロ)
金ラインLineaORO(空港~サンマルコ広場直行)

最初はこれで行こうと思っていたのですけどね。22時空港着だともう既に金ラインは終了しています。青ラインで行くとこういった時刻になりそうです。

マルコポーロ空港23:10~(青ライン)~0:30サンマルコ広場

到着がかなり遅くなりそうなので、今回はヴァポレットはやめようと思います。
ちなみに料金は13ユーロ(前売りで買うと12ユーロ)


3.水上タクシーで行く場合

水上タクシーはホテルの前までつけてくれるし速いしとてもいいのですが、難点は料金が高いこと。
でも今回は体力の衰えを考えると到着の頃には朦朧としているに違いないので、一番身体に楽な方法をとることにしました。

水上タクシーの乗り場は、上記2のヴァポレット(水上バス)乗り場のとなりです。
料金は・・・よくわからないのですが、今回はこのサイトで前売りチケットを購入しました。

VeniceLink.com Private transfer from Marco Polo Airport to Venice

VeniceLink.comは、マルコポーロ空港の公式ホームページにもリンクが貼ってあって、2.のヴァポレット(水上バス)を運行しているALILAGUNA社が運用しているようなので信用したのですが、果たしてどうでしょうか。実際に行ってみたらわかると思います。
値段は、通常100ユーロ(4人まで)のところ事前購入割引で90ユーロ。ただし時間帯が深夜になるため10ユーロ加算。結局合計100ユーロでした。
なお、人数が5人以上になると20ユーロ加算、深夜の場合は10ユーロ加算、観光のため最短ルート(大運河)から外れる場合40ユーロ加算、支援サービス(ボートまでの案内と荷物運び)をつけると45ユーロ加算、となっているようです。

なお、このALILAGUNA社の水上タクシーを利用する場合は、マルコポーロ空港1階(荷物を受け取った後の到着ホール)の78番カウンターで予約票(バウチャー)を見せろということですね。
本当はバウチャーの見本などを投稿したいところなのですが、無用なトラブルを避けるため旅行後に投稿します。


お役立ちリンク
ヴェネツィア・マルコポーロ空港公式ホームページ(英語)
ACTV社公式ホームページ(英語) ヴァポレット(水上バス)と路線バスの運行会社
ATVO社公式ホームページ(英語) 空港バスの運行会社
ALILAGUNA社公式ホームページ(英語) 空港ヴァポレット(水上バス)と水上タクシーの運行会社
VeniceLink.com(英語) 上記ALILAGUNA社のチケット販売サイト