2010年9月4日土曜日

(旅行の準備/情報収集)アムステルダム・スキポール空港

今回は、往路はKLMを利用しアムステルダム経由でヴェネツィアに入る予定です。
その後鉄道でフィレンツェ、ナポリ、ローマと回り、帰りはエールフランスを利用しローマからパリ経由で東京に戻ります。

そんなわけで、ヨーロッパの最初の寄航地であるアムステルダムの「スキポール空港」について調べてみました。

現在、ヨーロッパの多くの国は「シェンゲン協定」によって国境検査(いわゆるパスポートコントロール)を廃止しています。今回の目的国であるイタリアも、途中経由地のオランダ、フランスも「シェンゲン協定国」ですので、最初に寄航する空港で「入国検査」をうけなければなりません。(代わりにイタリアでの入国審査は不要です)



より大きな地図で スキポール空港 を表示

Google Mapに空港の各施設名を追加してみました。こちらです。


しかしスキポール空港のビルは大きいですね。Google Mapで測定してみると一番遠くのゲートからゲートまでの距離が1.7kmもありましたよ。成田空港の第1ターミナルの第1サテライトから第4サテライトまでが約1kmなのと比較しても大きさがわかりますね。

でも過去2回ほど利用した経験からは、わかりやすい空港だと思います。

スキポール空港の内部施設については公式ホームページ(英語他、日本語なし)にPDFで地図があります。
Schiphol-Maps

ちょうどラウンジ1とラウンジ2の間、ゲートで言えばゲートCとゲートDの間にパスポートコントロールがあって、日本のようなシェンゲン協定以外の国から来てシェンゲン協定国に行く場合、ここで入国審査をうけなければならないようです。

公式ホームページやその他の情報を総合すると、スキポール空港ではゲートB,C,Dがシェンゲン協定国行き(格安航空会社を除く)になるようです。
また、日本のようなシェンゲン協定国以外の国との便は、ゲートD,E,F,Hになるようです。
ゲートDは、シェンゲン協定国内便とシェンゲン協定国以外便とが混在するようですが、2層構造になっていて導線が分かれていると書いてありました。(前述の公式地図他)


関西空港も国内線と国際線の導線が2層になって分かれていますから、そんな感じでしょうか。

なお、成田空港と同じく到着便、出発便の情報を公式ホームページで見ることができます。
Schiphol-Flight information
これで昨日(9/3)の到着便を調べてみるとこんな感じでした。
成田発 KLM便=ホール2、JAL便=ホール3
関西発 KLM便=ホール3
たぶんホールとラウンジは同一と思いますので、関西発のKLM便と成田発のJAL便はゲートFかゲートHに到着していて、成田発のKLM便はゲートDかゲートEに到着したようです。

その日によって到着ゲートは異なると思いますが、だいたいこんな感じということでしょう。
旅行記ブログなどを見ても、ゲートFに着いたという記述が多かったように思います。
空港のゲートについては、この方の情報が一番わかりやすかったかな。勝手に御紹介しておきます。
ツアコンモバイル通信

空港施設内のレストランやショップは、公式地図を見る限りシェンゲン協定国外のラウンジ(ラウンジ2、ラウンジ3)の方が多いようです。 乗り継ぎの時にはまず入国審査の並び列を確認してから残り時間を逆算して入国審査を受ける前のラウンジ(2と3)でショップとか見て回ろうかと思います。

お役立ちリンク
スキポール空港公式ホームページ(英語)
オランダ政府観光局:空港マップ(日本語)・・・日本語でとてもありがたいのですが2008年夏の情報で少し古いのが難点です。